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2010-08-13(21:33)
ビッグマック指数からの購買力平価あれこれ

「ビッグマック」が10日間限定で200円に-最大120円値下げ


ビッグマックが期間限定で値下げをするそうです。実は自分、ビッグマックを一回も食べたことが無いのですが、そんなにおいしいのでしょうか(ハンバーガー大盛り、ってだけですよね?) これによって牛丼業界がまた厳しくなったりするのでしょうか。主に吉野家がヤバそうな気もしますが...

と、その辺の情勢なんかはわからないので置いといて、ビッグマックと聞くとビッグマック指数を思い浮かべるPETなのです。ビッグマック指数とは、各国で売られているビッグマックの価格によって、各国の通かの購買力を比較するものです。為替相場については「購買力平価説」というのものがあって、「為替レートは長期的には各国の商品販売価格は同じ価格になるように動く」というものです。

Wikipedia-購買力平価説


実際には単一の商品のみで為替レートが決まるわけでもなく、各国の資源移動コストなどもあるので一概には言えないのですが、長いスパンでみると購買力平価のように動いている、と言われているようです。では、2010年のビッグマック指数を見てみましょう。2010/1/8と半年前のデータになりますが。

2010年エコノミスト誌のビックマック指数(表)


3.5$でビッグマックが買えるようです。320円で売っていた日本ビッグマックと、3.5$で売っている米ビッグマック。バカみたいに購買力平価に当てはめると「320円:3.5$=91.43円:1$」となります。そう考えると、今の為替はやや円高に動きすぎというお話になるのでしょうか。実際に購買力平価を出す場合は物価指数等を加味しなきゃいけないらしく、その算出根拠まで調べるには相当気合が必要だったので割愛しますが、どうやら以下のページにてもう少しちゃんとした購買力平価が算出されているようです。

OECD 4. PPPs and exchange rates MetaData(英語ページです)


OECDというのは「Organisation for Economic Co-operation and Development:経済協力開発機構」の略だそうです。30カ国が加盟している様子。以下、経済産業省のページに記述がありましたが、国際的な機構らしいので信用することにします。

経済産業省-対外経済政策総合サイト


なんにせよ、このOECDにある数字が公の購買力平価を表す数字だと思うので、この数字を見ればなんとなく長期的な為替レートの見通しが立てられるのですね(購買力平価は絶対では無いので、確信するのは禁物ですが) OECDのページには「PPPs and exchange rates MetaData」として、PPP(=購買力平価説)によるレートが載っています。この計算の仕方も複数あるそうです。この辺で頭がごっちゃになってきました。

EXC: Exchange rates
 レート
PPPGDP: Purchasing Power Parities for GDP
 GDP購買力平価
PPPPRC: Purchasing Power Parities for private consumption
 個人消費購買力平価
PPPP41: Purchasing Power Parities for actual individual consumption
 実際の個人消費購買力平価

EXCがその時点での実際レート、PPPGDPがGDP比較での購買力平価だと思うのですが、下2つがわかりません。想像では、PPPPRCが消費者物価比較での購買力平価、PPPP41が労働賃金による購買力平価なのかなぁ、と想像しています。(誰かお詳しい方、教えて下さい)

何はともあれ、データは引っ張れるので2009年の為替レート、及び購買力平価を見てみましょう。とりあえず日本(Japan)とユーロ圏(Euro area)のみを出します。

円 ユーロ (小数点以下第二位を四捨五入で表示)
EXC: 93.57 0.72(対円:129.99)
PPPGDP: 114.58 0.80(対円:142.76)
PPPPRC: 126.26 -
PPPP41: 116.55 -

ドル:ユーロ表記だと(自分が)分かりづらいのでユーロも円換算しちゃいました。で、結果を見ると...

・PPPPRCとPPPP41について、ユーロの数字が入っていません。複数国なので、消費者物価・賃金が一意では無い為に算出出来ないということでしょうか。
・EXCはともかくPPPxxxのどの値を取っても1$=100円より円安の数字じゃないですか。

自分の想定していた結果と違います。自分が良く聞く意見は「今の円高水準は妥当。今後も金利差により円高の方向に。1$50円も不思議じゃない」というものでした。ですが、この購買力平価をそのまま見る限り、1$=110円程度でも十分妥当のようにも思えます。何か自分がミスリードをしている点があるのでしょうか? そもそも、前述したビッグマック指数とのかい離も大きいです(これは、2010年のデータと2009年のデータを比較している所に問題がありますが)

正直なところ、購買力平価によって円高過ぎるというお話であれば、海外資産を保有している身としては気休めになります(笑)
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