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持株会についてあれこれ

2010/08/25
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程々に大きい企業だと、自社株の持株会というものがあると思います。

自社の株式を定期的に購入してもらう制度で、「営業成績アップ→自社株式アップ→持株会会員も嬉しい」という社員のモチベーション向上や財産形成に一役立てるという制度です。持株の購入時に数%の報奨金が出ることもあり、普通に買うよりお得なケースもあります(うちの会社は報奨金がありました)

と、今日は持株会と資産運用について考えてみました。


まずは持株会を推奨する理由から。

持株会のメリットとしては上記で書いたように、モチベーションの向上があります。ですが、でかい企業で自分ひとりの力で株価を押し上げるような人間ってあまりいない&かなり優秀だと思うんですよねー。会社の中心になるような人じゃないと自分の努力を株価に直結させるのは難しいのかと思います。

どちらかというと、もう一つの点、単純に報奨金を期待リターンに上乗せ出来る点を推したいです。購入価格+報奨金分がリスクなくもらえます(当然、その後の価格変動リスクはありますが) 数%程度なのが一般的でしょうか。

※当初、「株式リターンは5%程度なのに、更に数%上乗せって凄いよね」と考えたりしましたが、別に購入価格にしか上乗せ分が無いので、トータルで数%+複利分のメリットというところでしょうか。


反面、持株会を推奨しない理由もあります。

まずは「流動性が低い」という点でしょうか。持株会はすぐに売却出来ません。どの程度購入するのかという点もありますが、あまり資産が自社株に寄り過ぎると、いざという時に売却が出来ないリスクがあるかもしれません。そもそも、それなりの規模の会社であればインサイダー取引により自社株の売買自体が自由に出来ない可能性がありますので、自社株自体が流動性を下げている可能性が高いです。流動性についてよく考えた上で意思決定をする必要があります。

もう一点、「株価が無価値になる=失業の可能性が高い」という点です。分散投資という観点からは、既に人的資本として自社の社員という属性を持っているわけだから、資産は別のもの(株式であれば、出来るだけ自社が潰れても関係の無い会社の株式等)で持つのがベター という話があります。

様々なファクターがありますが、自分は色々と考えて持株会を辞めました。数%の報奨金よりも、資産分散の方が合理的と感じたということです。他の皆さんは持株会についてどのように意見を持っていらっしゃるのでしょうか?



ちなみに、似た様な制度でストックオプションって言っているのもありますが、持株会とは微妙に違っていて、持株会は定期的に積み立てなのに対して、ストックオプションは(オプションと言う言葉の通り)一定価格で自社の株式を購入することが権利を持たせる事です。1株100円で買う権利を持てば、株価が1000円になれば、100円で買って1000円で売ることで利益が出る→社員のやる気が出るというわけです。主に役員の方が対象になるようです。
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PET
Admin: PET
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