自分自治体

パチンコと投資と期待値と

2010/11/05
マネー・投資雑記 0
どうしてもパチンコで遊んでみたい懐かしい台がありまして、興味本位で遊んできました。この投資メイン(?)のブログに「パチンコ」などといった話題を出すのもおかしな話ですが、別に儲けるつもりはなく、遊びたいメインで行ってきました。当然、損失許容額を決めるという基本的な考え方は守ってます。

で、遊んではみたものの、よくルールがわからんのです、最近の台は難しい(?)のか、大当たりしてもすぐにわからないという事態に。色々と演出が派手でベカベカ光るものの、当たっているのか当たっていないのかわからずでした。

ふと見ると、全く玉が増えていないのに大当たり回数が1つ増えていたのを見て、「あ、これは俺がいちゃ駄目だ」と焦ってすぐに辞めて帰ってきました。投資と一緒で「わからないものには手を出さない」の原則を忠実に守ったということで(本当なら行く前に調査すべきですが...)

その後色々と調べたら、確率が上がっていた状態らしく、続けているのがベターだったらしいです。それは結果論ですから、やめといて良かったと思うことにします(どうせ、確率が上がっていたとしても、確率下がる時がわからずでしょうから)




基本的にパチンコは、不特定多数のお客さんからお金を貰って(玉貸料)、事業費・利益を差っぴいて残りを一部の人に大当たりという形で還元する流れになっていますので、パチンコ店が集めたお金を運用して、お客さんに還元しない限り、期待値はマイナスになります。当然、こういったものを資産を増やす目的で付き合うべきではありません。やるとしても、遊戯という目的で、損失額を決定して遊ぶのがベターと思います。

ただ、今回の自分のように、「知らない人」が混在するとルールは多少変わります。遠くからみている人がいれば自分の台に座って確率の高い部分のみを遊べるので、その部分だけ遊んだとすれば、期待値は多分プラスになりえます。知らない人をマークして、期待値が100%を超えるもののみを狙うのであれば、十分プラスのギャンブル・投資と言えます(投資と言っても、その行為に付加価値があるか? と言われると疑問なので、裁定取引に近いでしょうか)

ただし、それを行うには時間を伴ないます。時間を費やした場合では、プラスになったからOKではないと思います。その際のベンチマークは0円ベースではなく、何かしらの収益(時給?)をベースにプラス・マイナスで見るべきと思っています。(同じ時間拘束されるなら、バイトのほうが収益が高く、給料を貰えないコトはまず無いため、リスクが0になります)

そう考えてみると、証券投資(特に長期放ったらかし保有)というのは、良くも悪くも「お金」しか増減しないことが最大のメリットでしょうか。「時間」を大幅に使う必要が無いですよね。逆に、デイトレーダーなどは時間を大幅に使っていると思いますから、その場合のプラスかどうかのベンチマークは、株式市場のリターンより、自分の普段の自給などをベースに考えるのが正しいのかもしれません。




ちなみに、今はレートの低い1円、0.5円パチンコなんていうものもあるようです(本来は1玉4円) 1円パチンコがあるのは知っていましたが0.5円とは...

低レートの場合、維持費などの固定費は変わらない変わりに損益の割合が小さくなる構造になるため、固定費を回収するだけの利益をどうやって上げていくのだろう? と思いましたが、換金率に差があるんですね。0.5円で玉を借りて、0.25円で換金。その差(スプレッドですね)で鞘を取っているんですね。



興味本位に遊んだパチンコから無理やり投資に発展させた感がありますが...そんなことを考えていました。
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PET
Admin: PET
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