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2010-12-01(22:11)
確定申告に向けた戦略をうらうらと考えてみた

ケーススタディ? じゃないけど、以下の状況での確定申告に向けた戦略を考えてみる。※自分の資産額や状況そのまんまじゃないですからね! ファクターは似ているけど、色々と数字等は変えてますので勘ぐらないで下さい。間違っている、考慮が足りない可能性も...

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【去年までの確定申告状況】
・2008年の損失繰越控除額 △200,000
・2009年の損失繰越控除額 △200,000

【現在確定済の損益】
・株式譲渡益 300,000
・株式配当金 100,000
・株式配当金税金 △10,000(配当の10%は源泉徴収済)
・FX利益 100,000(くりっく365で取引。一律20%課税)
・ふるさと納税 △20,000

【現在保有している資産】
・株式含み損 △300,000
・株式含み益 300,000

【他情報】
・他は給与所得のみで、課税所得は150万程度(所得税率5%、住民税率10%)
・住宅ローン等なし(税額控除を受けた結果、納税額0円にはならない)
・証券口座は「特定口座+源泉徴収なし」としている

【考慮事項】
・確定申告要否
 給料以外の所得が20万以下であれば、確定申告を不要にすることが出来ます。但し、損失繰越控除額は続けて確定申告が必要なので、申告不要とした場合は繰越控除額が0円となります。
・配当金の申告方法
 総合課税、及び申告分離課税の選択が可能です。総合課税扱いとすると「配当控除」が受けられます。(総合課税であるため、課税所得は配当金の分、増えます。個人の所得税率によって有利不利が変わります) また、申告分離課税扱いとすると、上場株式等と通算が可能です。
・証券優遇税制は廃止される見込み。10%から20%に上がるため、翌年も見越して考える必要があります。

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以下の話は、事前に↓のような制度を知っておく必要がありそうです。
配当金の申告方法
配当控除
上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除
ふるさと納税

この場合、どう申告をする・準備をするのがベターでしょうか? とりうる大雑把な選択肢は3つ(突き詰めると4つ?)と思いました。

1.普通にこのまま確定申告
 1?1.配当金を分離課税扱いとし、損失繰越控除額と通算する
 1?2.配当金を総合課税扱いとし、配当控除を受ける
 ※このケースでは以下が必要
  ・FX利益の納税が必要
  ・ふるさと納税の還付が可能
  ・配当金の源泉徴収税が一部・全部還付される

2.給料以外の所得を20万以下に抑え(含み損を確定)申告不要を選択
 ※このケースでは以下が必要
  ・FX利益は納税不要
  ・ふるさと納税の還付不可
  ・損失繰越控除額が0円となる
  ・配当金の源泉徴収分はそのまま

3.株式含み益を出来るだけ利益確定させて確定申告
 ※このケースでは以下が必要
  ・FX利益の納税が必要
  ・ふるさと納税の還付が可能
  ・配当金の源泉徴収税が一部・全部還付される
  ・10%⇒20%課税に上がることを意識


※なお、ふるさと納税による還付額は以下。(上限額等ありますが、超えていないので書いてません)

 所得税:20,000?2,000=18,000円の所得控除(18,000円×5%=900円)
 住民税-寄付金控除額:(20,000?5,000) × 10% = 1,500円
 住民税-ふるさと納税:(20,000?5,000) × (90%?5%) = 12,750円
 総合計:900+1,500+12,750=15,150円

一応、金額をまとめた表を用意してあります。

確定申告計画



【検証】

1?1.配当金を分離課税扱いとし、損失繰越控除額と通算する

 事前の利益・損失確定はこれ以上行いません。過去の負の遺産、損失繰越控除額と株式・配当を全て通算し、これらの税金は0と出来ます。配当金では源泉徴収がなされていたので、この分は戻ってきます。その他、分離であるFX利益の税金、及びふるさと納税による還付金を合計します。調整後の税額は5,150円(還付)となります。損失繰越控除額は使い切り、0円となります。


1?2.配当金を総合課税扱いとし、配当控除を受ける

 配当金を総合課税とすることで、株式の損益や損失繰越控除額との通算は出来なくなりますが、配当控除が受けられるようになります。配当所得が1,000万以下と以上で配当控除の額が変わりますが、今回はあきらかに1,000万以下なので考慮しません。今回のケースでは所得が150万程度とのことで、配当金10万円分の所得税・住民税は総合課税として課税されますが、配当控除の分を加味して、課税は7.2%課税で済みます(2.8%分、還付される) 結果、配当控除として2,800円が還付される見込み。FXとふるさと納税は1?1と同様で、調整後の税額は-2,050円(支払)となります。損失繰越控除額は2009年分の枠が10万円分残り、以後2年間の間通算可能になります。


2.給料以外の所得を20万以下に抑え(含み損を確定)申告不要を選択

 株式の含み損を損失確定してしまい、FXや株譲渡益の税金を申告不要にしようと言う作戦です。配当金は課税関係が済んでいるため、「株式譲渡益+FX利益の合計が20万円を超えているか?」によって申告が必須か任意か決まります。株式含み損20万円を確定させることで、利益を20万円までに抑えることが出来、確定申告が任意となります。この場合、株式・FXの利益については税金は0、ただし、既に源泉徴収されている配当金について取り返したり、ふるさと納税についての還付を受けることができません。調整後の税額は0円となります。確定申告をしていない為、損失繰越控除額は0にリセットされます。含み益30万、含み損10万円の株式が保有されたままとなります。


3.株式含み益を出来るだけ利益確定させて確定申告

 優遇税制廃止へ真っ向からケンカを売る策です。株式含み益の30万円、全てを利益確定させます。合計で株式の譲渡益は60万円となります。このケースでは株式配当金は通算する枠が足りない為、総合課税&配当控除一択となります。株式の税金2万円(60万-40万=20万×10%)、FXの税金2万円を払い、配当金は2,800円の還付、ふるさと納税による還付金を受け、調整後の税額は-22,050円(支払)となります。但し、含み益を利益確定しているため、これらに対する課税は10%で終わらせることが出来ました。


...とまぁ、色々と考えてみた後で言うのもなんですが、

 ・含み損益はあくまでも未確定であり、持ち越してもその額が続くとは限らない
 ・あえて、売買手数料をかけてまで損益を確定させる行為にどれほどの意味があるか?
 ・アセットアロケーションという観点を完全に無視している点

などから、どれが有利かは一概に言えないのでは? と思いました。1?2.は、翌年に利益20万以下に抑えて申告不要にする方が得をするケースもあるわけで、その場合は繰越控除額を残すのは無意味になる。ただ、2.のケースはちょっとないな?と思いましたね、1?1.の方が含み損額、調整後税額からみて、お得だからです。(2.で損失確定した後の株を買い直すのであればなおさら。翌年以降の値動きも一緒になるので、含み損が少ない分、将来の課税で損をする可能性が高い) そもそも、「ふるさと納税なんてのは、任意だからハナから寄付しなきゃいいじゃん」「FXだって、色々違いはあるけど150万所得で大儲け狙わないんだったら、くりっく365で無い方がお得な可能性あるじゃん」などあるよなぁ。

なお、思ったのが、配当控除に至っては税制が20%に戻ると威力を発揮すると考えています。課税所得330万以下では、20%課税が7.2%課税で済むため、来年以降は総合課税として申告することで12.8%が還付される見込みです。当然、将来の税制がどうなるか? なんてのは正確にはわからんし予想の域を出ない為、どう考えて良いのやら。

色々考えた結果、自分は1?2.の道を選ぶことにしました。10万円の損失控除を来年の譲渡益と通算(配当金は配当控除の方が自分は恩恵を受けられそう)と考えました。他の控除枠、うまく使えるよう計画を立てると良いんですよね?譲渡所得の特別控除50万円、一時所得の特別控除額50万円とか。とりあえず上記状態から考えると、今の自分のレベルではここまでが精一杯。

※判断・投資は自己責任でお願いします
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