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2010-12-01(22:29)
税金面から見た、ETFと比べたインデックスファンドの利点?

2010/12/17追記 新しい記事にて考えてみました「ETFと投信を比べてみた。(言葉・数字遊びのレベルで)

2010/12/05追記 コメントでご指摘を受けたのですが、今回の例、信託報酬の考慮が全く足りていませんでした。更に、事前の意思決定として本当にインデックスファンドを選ぶべきケースが存在するのか? も疑問に思っています。もう少し突き詰めて(そんなケースは「無い」と言えるのかどうか)証明してみようかと思っています。今回の記事は特別分配金の扱い、ということで見て頂ければと思います

Werder Bremenさんから宿題を頂き、色々と考えてみました。(宿題提供ありがとうございます! 考える力がつきました) コメント欄で自分がまとめたものがあり、Werder Bremenさんも私見ではありますが、ほぼ認識があっているようなので、まとめておこうと思いました。(詳しくはコチラ

一般的にETFのほうがインデックスファンドより有利と言われています。信託報酬が安いからです。ただ、頻繁に売買するような場合は売買手数料が高くつくのでインデックスファンドのほうが良いような気もします。ETFでは購入金額単位が決められていますが、インデックスファンドは積立に向いており、1万円から投資出来ます。

ただ、信託報酬、手数料、購入金額以外に税金面から見た場合、ETFよりインデックスファンドの方が良いケースも有り得ます。それをつらつらとまとめてみます。

インデックスファンド(投資信託)の分配金が支払われる場合、買値より低い価格の場合は特別分配金なので非課税。買値より高い価格の場合は普通分配金となり課税となります。※分配金を出すかどうかはファンドの方針に委ねられている。

変わってETFは、配当金には課税される。普通・特別分配金のような違いはありません。ETFの価格が下がった場合、含み損があっても確定させない限り配当金の課税と通算は出来ない。またETFは指数と連動させるために、現物資産の配当金はETFの基準価格には組み入れない。(年の途中では配当金を加味した価格形成がされるが、配当支払時にはほぼ指数と同値となる) ということで、分配・配当金による課税により、インデックスファンドの方が有利なこともあるのでは? ということです。

【試算】

同じアセットクラス(たとえばTOPIX連動)と仮定して投資信託・ETFの試算をしてみる。
1年目に市場は±0%(キャピタルゲイン0%) 現物配当は合計で市場の5%(インカムゲイン5%)と仮定
2年目に市場は?5%(キャピタルゲイン-5%) 現物配当は合計で市場の5%(インカムゲイン5%)と仮定
信託報酬等のコストはとりあえず無視。所得税・住民税率は10%。

・0年目
 投資信託:@10,000円で100口購入(100万円)
 ETF:@10,000円で100口購入(100万円)

・1年目
 投資信託→配当分の分配金を出す。
  分配金 50,000円
  分配後基準価格 10,000円
  保有資産額 100万円
  所得税・住民税 5万円×10%=5千円(普通分配金として課税)
 
 ETF
  配当金 50,000円
  基準価格 10,000円
  保有資産額 100万円
  所得税・住民税 5万円×10%=5千円
 
 ※このケースでは1年目はどちらも一緒

・2年目
 投資信託(インカムゲイン分の分配金を出したケース)
  分配金 50,000円
  分配後基準価格 9,500円
  保有資産額 95万円
  所得税・住民税 0円(特別分配金は非課税)
  
 投資信託(インカムゲイン分の分配金を出さないケース)
  分配金 0円
  分配後基準価格 10,000円(市場は-5%成長のため基準価格は下がるのだが、インカムゲイン5%分が基準価格に上乗せされるため±0)
  保有資産額 100万円
  所得税・住民税 0円
 
 ETF
  配当金 50,000円(インカムゲイン分を投資家に配当)
  基準価格 9,500円
  保有資産額 95万円
  所得税・住民税 5万円×10%=5千円
  
 ※2年目のように分配・配当金を出すものの、基準価格が下がる場合はETFの方が課税により損が出る。

【まとめ】

インカムゲインである配当金を基準価格に含めるかどうかが肝。ETFはインカムゲインが配当金として支払われるため、配当金に対する課税は基本的に必須だが、インデックスファンドは基準価格より低い場合は特別分配金として非課税になる。この税金の差により、インデックスファンドの方が有利なケースもあるといえる。このケースの場合、どのアセットクラスがETFで不利か? より多くの配当金を生み出す市場のアセットクラスが不利と思われます。

2010/12/05 削除
色々と思ったが、将来の値動きが不確定である以上、確実に信託報酬が安いETFを選ぶべきか、下落した場合、インカムゲインには問答無用で課税されてしまうのを回避するため(下落するかは不確実だが)インデックスファンドを選ぶべきか。(もしくはうまく組み合わせるべきか) いずれも、配当金・分配金については確定申告により他の譲渡損益と通算は可能(代わりの損益をどこから持ってくるかは別だが) このへんを加味して意思決定するのも良いかもしれないです。


※判断・投資は自己責任でお願いします
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No title

お疲れ様です。
ひとついいですか?
今、MSCIコクサイ連動のインデックスファンドが0.63%、ETFが0.26%くらいなので、
同じ商品を運用したら、4000円くらいETFの方が利益が出ると思います。(運用者への支払いが4000円くらい少ないと思います。)
後は、金融商品がマイナスの場合は、いいのですが、基本的にプラスになることを信じて金融商品を購入されていると思います。
マイナスだとインデックスファンドの方が有利だよね!というのは何か本末転倒名様な気がしますが、、、いかがでしょうか。。。

Re: No title

>矢向さん
コメントありがとうございます!
ちょっと分配金と税金について気になったので、まとめてみた記事になります。
ご指摘の通り、信託報酬の差は度外視してました、すみません。記事に注記いれておきました。
結果論ありきでの記事でしたね...

「事前に意思決定するならそりゃETFだろう!」とは直感でも思っているのですが、
特定の市場・投信であれば、もしかしたら...?
なんてこともアレコレ考えて始めて、モヤモヤしています。

以下、ちょっと考えてみました。

ポートフォリオ理論を適用、正規分布していると仮定すると
リスク約20%、リターン約5%の市場ですと、約40%の確率で前年より価格が下がるようです。
40%という、結構な確率で前年度より値下がりを経験すると想定されます。
その時、分配金・配当金、そしてその税金はどうなるか? と考えました。

1:「100%の確率で発生する、信託報酬の差」
2:「40%の確率で発生する、ETF配当金と投信特別分配金の税金の差」
「必ず、1のほうが2より大きいのか?」という話になるのかな? と考えています。

何かモヤモヤしているので色々考える時間下さい...検証したいと思っています。
さらなるツッコミがあれば、是非お願いします。

Re: Re: No title

う。。。

誠にすみません。今年一杯くらい、考えるの掛かりそうです...気長に見てください。
多分、基本方針は金額がまとまったらETFのセオリーどおりだと思うので;;;

Re: No title

矢向さん

新しい記事にて、前回保留にさせていただいた内容、まとめてみました。
(既に、本ブログにはいらっしゃっていないかもしれませんが...)
もしよろしければ、見てあげてください。

http://amayaho.blog66.fc2.com/blog-entry-184.html
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