2011-01-17(20:35)
パチスロと株式市場の類似性

自分、学生の頃はパチスロをやっていました。朝から並んでやっていたことも(結構沢山)あります。

とは言っても、やっぱり(?)普通の人とは違って、ギャンブルギャンブルしていたわけではなく、収支をExcelで付けてマイナスになったら辞めるということで楽しむをメインにやってました。ギャンブル性というよりはゲーム性の方に目が行っていまして、リプレイハズシだの演出だのとか、一定ルールに従った場合こういう演出が出来るよね、だと言った面が楽しくて、大抵はホールでちょっとやって、後はプレステのゲームを買って遊ぶ...というのが基本でした。

パチスロ台は数年経つと検定切れとなってしまい、(再度検定を通さなければ)ホールに置いての営業できなくなってしまいます。つまり、検定切れの台は遊べなくなるわけです...が! そんな検定切れの懐かしい台が打てるパチスロゲーセン(ゲーセンなので換金無し。なので営業可っぽい) なるものが札幌にあり、1日中遊んできました。懐かしさ補正もあって非常に楽しめました...と、これだとタダのギャンブル日記となってしまうわけですが、遊びながら考えていたことはやはり経済的なモノでした。

インデックス投資や資産運用について書かれているブログでパチスロって非常に不釣合いなのでは? と思うのですが、意外とそんなことが無かったのでまとめてみようかと思いました。



■パチスロの基本的なルール(5?10年前のルールです。また特殊なケースについては除外)

パチスロの基本ルールですが、コインを入れてレバーを叩くときに内部で抽選が行われており、大当たりを引いたら7が揃うようになる、という「抽選方式」になっています(「狙って押せば必ず揃う」みたいに思っている人もいると思いますが、実際は違います)

抽選ですから、(演出として、意図的に偏りを設けているのでなければ)アトランダムに抽選され、確率の概念が適用出来ます。では、大当たりする確率は? と言うと240分の1とか、300分の1とかだったりします。この大当たり確率は台によって様々で、400分の1と言ったものや100分の1と言ったものがあります。当たりやすいものほど、1回の当たりで貰えるコインは少ない傾向にあります。

また、この大当たり確率というのは「設定」という概念によって店側が変更させることが出来ます(昔は6種類の設定がありましたが、一時期2種類なんてのもあったらしく...今はわかりません) 設定が高い(良い)と、出玉率が100%を超えます(出玉率=コインの払い出し枚数÷コインを入れた枚数) 店はこの設定を調整して出玉を調整して利益を上げるビジネスモデルとなります。

ですから、裏で違法な取引が行われていたり、違法改造された台が無いのであれば、パチスロに限って言えば「設定の高い台を打ち続ければ勝てる」ということになります。※外部から台の「設定」はわかりませんが。

また、中には知らないおじちゃん・おばちゃんが、大当たりしている(7が揃えられる状態になっている)のに、台を離れて帰ってしまう現象もあります。そうすると、当たりの状態を知っているものがすぐに台を取って当ててしまうわけです(ハイエナ) 大当たりしているかどうか? はパチスロの画面でそれとなく告知してくれたりする台がありますので、分かる人にはわかるのです。



■考察???

さて、何が言いたいのかというと、この一連のパチスロの仕組みですが、株式・債券の値動き(ポートフォリオ理論に則った)と概念が似ていませんか? ということです。

大当たりの確率、これは標準偏差(リスク)となります。出玉率、これは期待値(リターン)となります。そして、「設定の高い台を打ち続ければ勝てる確率が高い」というのは、「プロの運用するアクティブファンド・値上がりする株式を事前に選ぶことが出来るか?」に通ずるものがあると思います。最後のハイエナの部分は、アービトラージ(裁定)ですね。必ず儲けられる機会はすぐに裁定が働き、ホール(市場)は効率的に修正されます。

実際の株式市場との違いは、株式市場では正規分布よりはべき分布(ロングテールのような曲線を描き、暴騰・暴落の可能性が正規分布より高い) と言う話もありますが、パチスロについては完全なる正規分布と見ても差し支えなさそう、ということでしょうか(細かいこと言うと、二項分布の考え方になりますね)

合理的なパチプロなどは「同じ出玉率(リターン)なら、大当り確率(リスク)の低い台を選択したほうが安定した運用(収益)が出る」に則るのでしょうか。また、確率によるものでありますから、過去の抽選回数と大当たり回数を見ることで(ホールにはデータを見る機械があります) 設定を推測することが可能です(連続で当たるように意図して作られた台とかは難しいですが) 試行結果を見て、特異な結果(良い設定なら数%だが、悪い設定だと0.01%の発生確率)になるなら、その台を打ち続けることで、収益が上がりそうな気がします。

重大な問題点は、そうやって時間をかけていくらの収益が上がるか?(バイトしてた方が儲かるのでは?)というだけです(笑) 裁定機会を血眼になって探したり、売買を繰り返すより、インデックスファンド持ちっぱのほうがプラスになる可能性がある、ってのに通ずるでしょうか。

※ちなみに、パチスロの演出(大当たりの時に発生、当たってない時に発生)もうちょっと統計で考えるとベイズ推定に発展します。長くなるので、わかるひとだけ分かってください(笑)

パチスロ好きな人に株式運用を説明する場合は、例えてあげると結構すんなり入るかもです(パチスロやってる人が運用はじめてもデイトレードやりそうな気がしますが)
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株式、債券はやるけど、パチンコも競馬もやりません。
理由は、パチンコ競馬を行っている人たちの誰かが、
パチンコ屋さんを食べさせないといけないからです。

株式は経済の成長に賭けるという面白さもありますが、
パチンコスロットにはそこが無いからかな。

ふと思いました

>矢向さん
コメントありがとうございます。

僕も昔は遊んではいたものの、期待値的にマイナスなので儲ける・稼ぐためにやる気はさらさらないですね(時間ももったいないですし記事のは懐かしさで久しぶりに...って感じです)

「誰かが食べさせないと」というのはパチンコに限らずかなと思います。
裏の金の動き等、きな臭い所があるでしょうけど、一応は遊び場の提供を行った付加価値が利益と言えなくもないかと。
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