早期リタイアの資金(ストックとフロー)
いくらあれば早期リタイアしてもいいと思いますか?
数千万~10億と幅広いリタイア額が付けられており、様々な考えがあるのだと思います。最低限の生活、現実的な生活、やりたいことを全て賄う生活etc...
ふと皆さんのコメントやTwitterを見ていて思ったのですが...「リタイアをする=今後の収入はゼロ」で見込んでいるのでしょうか。
年金による収入や、資産からの運用益はある程度加味されていると思うのですが、その他の収入についてはあまり聞きません。リタイアには「資産」が必要という考えはありますが、リタイア後の「収入」については、あまり触れられていない気がしました。「貯めきって後は使うだけ」と言う考えもありますが、毎年何かしらの収入が入るような形でリタイアするという考えもアリだと思います。
リタイアをしたい人は、大抵はその後にやりたいこと(夢)があってリタイアを目指すケースが多いと思います。そのやりたいことって、本当に無収入なんでしょうか。例えば、以下のことを考えます。
・海外旅行に行きたい!
→旅行の写真ブログなどを載せたりしないでしょうか。温泉に行きたい・ゲームをやりたい・星座の観察や撮影をしたい、なども同じかと思います。アフィリエイトや雑誌への投稿による謝礼に繋がらないでしょうか?
・お店を開きたい!
→これは失敗のリスクもあるのでしょうが、ケーキ屋・蕎麦屋・ラーメン屋...お店の収益が少なくとも上がるのではないでしょうか。「好きこそものの上手なれ」ではありませんが、好きなことを楽しく突き詰めてやるのであれば洗練されたものが出来上がりますから、全くゼロの収入ともならない様な気がします。
・投資などのリタイアノウハウについて伝えたい!
→例えば投資でリタイアをした人は、セミナーなどで経験を語りたくならないでしょうか。(大抵は「私はこの方法でx億儲けた!」みたいな感じなのですが...) インデックス投資を行っている人などでは、長期的な資産形成でリタイアを達成し、そのやり方を実経験を交えて若い世代に伝えたい人もいるかと思います。
少額ではあっても、何かしら収入になりそうな気がしています。宝くじが当たってリタイアという人はお金に関するノウハウはありませんが、投信ブロガーさんなどは、投資に限らずお金についての巡りも勉強されているのですから、証券投資以外にも好きなことをやって収入にもなる道を考えそうな気がします。また、俗に言う不労所得などをリタイア前の時期から仕組みづくりをしておくことも可能と思います(そのうちの一つが株式・債券による運用益)
資産額というストックに留まらず、リタイア後のフローの部分も合わせてリタイアの目標額を決めるアプローチでも良いのかな? と思いました。
最後にですが、リタイアに「お金」が必要なのはその通りと思いますが、どちらかというと「生きがい・夢」の方も重要視すべきと思います。リタイア後の生活をイメージするのが大事かなと。「生きがい・夢」を実現・達成するために「お金」が必要かなと感じます。
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