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2011-06-21(22:43)
お金の教室―二十歳の君に贈る「マネー運用論」 山崎 元

基本的な金融のお話がわかります。「少し難しいかも?」と思いましたが、そこらのブログで書かれてる「これで儲けられる!」的なお話ではなく、原則の理論と考え方が載せられているので、新入社員の方などは是非読んで欲しいかと思います。

若いうちにお金を貯めるべきか、使うべきか、借金すべきか? から、持ち家vs賃貸の話、株式運用の基本理論が載っていて、一通り金融の基本がわかります。

本書では特に、「原則論」と「そこからどう考えるか?」について丁寧に分けて記載されている感じを受けました。知識の地層を下から積み上げていくような感覚で覚えられると思います。投資とギャンブル論についても、誤解を持たないように留意して書かれているフシがあり、若者があまり先入観を持たないように配慮されている気がします。この本だけに留まらず、興味が出た人、更に知りたい人は疑って新たな書籍や考え方に触れて欲しいと思います。

ただ1点、「保険」の話が入っていないのが残念でした。本書の原則(P25「相手は自分からどんな利益を得ようとしているのか」を考える)を読んでいれば、応用は効くと思いますが、やはり保険の営業勧誘は新入社員・若者の誰しもが通る道ですから、章立てして記載してくれると1冊で金融の全体がわかる本になったかな? と思います。

リスク・リターンのお話は基本理論を押さえている人については基本中の基本かもしれません。ですが、マイナス二標準偏差をベースとする損失額については少し懐疑的です。P130に「二標準偏差以上の株価下落は瞬時に起こるわけではなく、通常、何ヶ月か、少なくとも何日かかかって起こることが多いので、その間に何らかの対処が可能ではないかと考えると~」とありますが、ちょっと疑問でした。「なんらかの対処」というのは結局のところ株価の売却と考えます(リスク回避の基本は持ってる株を手放すこと以外無いと思います) 理論上、その前に売ってしまうことは正しいかもしれませんが、(自分の拙い数年程度の)経験からすると、バブル崩壊の後は戻りやすい「気が」しますので、どちらかというと最初からマイナス三標準偏差以上を損失許容を考えておくなどしたほうが良いのかな? と個人的に思いました。
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私も読みました

基本的な理屈を分かり易く解説しているのが、印象的でした(ハイリスク・ハイリターンの原則など)。
結構、慣れで理解したつもりになってる事も多いですから。^^;

バブル時の対応については、リスク資産の比率調整(調整幅は最大2割まで)という考え方が、参考になりました。
バブル崩壊を全額売却して回避するなんて、自分にはとても無理ですが、1割くらいなら、自分の拙い判断でも動かしても大丈夫かな?と、思ってみたりして。

基本がわかる良い本かと

>hinoさん
コメントありがとうございます。

山崎さんの本は、数年前に読んでカルチャーショックを受けていて(笑)
以降、切り口や考え方が好きになっています。

基本を教えてくれるのは嬉しいですね。
バブル等の異常事態の話は、色々と考える所ですね...(数字や理論で説明出来ない部分があると思っています)
自分の裁量が入るのは良いことだと思います。
自分で考えて意思決定しているということですし。
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