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初心者は株を買うな!(日経プレミアシリーズ) 内藤 忍

2011/07/18
書籍 1
株式投資に触れたことのない人の導入本となっています。

この本では、何よりも「最初はインデックス投資で始める」と述べています。投資の入り口としては私もこれが最適と思います。資産配分を決めて、毎月インデックスファンドに積み立てる。他人を出し抜いたりするような投資はせず、投資タイミングもあまり考えず、長期的に投資をすることの重要性を述べています。

インデックスファンド・投資信託に対して否定的・懐疑的な意見もありますが、まず最初にやるべきはこのインデックスファンドによる積立手法なのかと思っています。その上で、自分にあったスタイルにシフトしていくのがベターだと考えています。当然、そのままインデックスファンドに落ち着くのも良いと思いますし、一部だけ好きに動いてみるとか、もっと別のやり方を考えるなどすればいいと思います。が、「色々探せば大儲け出来る」と言った下手な勘違いはしないようにしたほうが良いですね。大儲けのウラには何かしらのリスクや本人の能力が必要と思います。

投資信託をコスト増と嫌う人も多々いるようです。確かに数多くの投資信託は手数料が高いですが、インデックスファンドなど、コストが安いものもあります。一般的な証券会社の煽り文句によって勘違いしてしまう部分についても述べてストップをかけており、本書でひと通り導入における危険は知ることが出来ますね。

気になるのは、「リスクコントロールには分散投資しかない」(P63) の点。リスクコントロールは分散投資というより、リスク資産へ投資する配分も重要かなと思います。また、やっぱり投資の基礎本には課税関係が述べられていませんね。利回りx%などは、課税前なのか後なのか、そのあたりも含めて考えないと、思いがけない税金がかかることもあります。(今のところ、株式・投資信託の課税は売却益の10%、いずれ20%へ戻る予定になっています)

程々に投資と付き合う方はこれでベターとも思っていますが、課税制度・その他業界の動きなど、追っていくとこの本でも足りない部分、誤解を有無部分があります。そのような情報は個々の有料セミナーであったり、投信ブロガーさん(業者より情報が早いことも多々あります。好きこそものの上手なれってことで、非常に詳しく分析されている方が多いです)の情報を元に日々情報収集をして、自分で考えて答えを探していけば、数年もすればかなり詳しくなるのではないでしょうか。
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Comments 1

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株の初心者

とても魅力的な記事でした!!
また遊びにきます。
ありがとうございます!!

2011/09/26 (Mon) 12:21
PET
Admin: PET
個別株式、及びインデックス投信を積立&長期投資によって資産形成を目指すいちサラリーマン。詐欺/嘘/騙し商品の撲滅を目指す。うまい儲け話の利益は貴方の財布から。
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