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2011-08-12(22:20)
はじめての社会保障 第7版補訂版- 福祉を学ぶ人へ (有斐閣アルマ)

面白いです。

社会保障について概要をまとめています。非常に読みやすく、現行制度の仕組みを整理して解説しつつも、その問題についてどう思うか・考えるかは個人に委ねるような書き方になっている点は好感が持てます。

社会保障は大きく「社会保険」「生活保護」「社会福祉」によって構成され、それぞれ種類によって「福祉サービス」「医療サービス」「金銭」の3種類にて給付されるとのことです。社会保険(医療保険・介護保険・年金・雇用保険・労災保険)・生活保護・社会福祉(児童福祉・障害者福祉・児童手当・児童扶養手当・特別児童扶養手当) がまとめらてていました。



中でも後期高齢者制度については、ちょっと面白かったです。

当時、この制度が始まる時には「姥捨て山だ、年寄りは死ねというのか」という報道・議論しかなされていなかったような気がします。私の親はこの制度について「年寄りと現役世代を別世帯とすることで、家族間のつながりを絶ってしまう制度だ」と言っていたことも思い出しました。

ただ、本書を読んでみると、この制度は本来「国民健康保険と被用者保険(健康保険組合など)との不公正を是正するために行われていた」ようです。、当時制度が導入された時は一切聞いたことが無かった点が述べられており、興味深かったです。

一般的な人は、現役世代をサラリーマンで過ごし(被用者保険に加入して)保険料を収めます。定年後はサラリーマンを退職して国民健康保険に入ります。ですが、一般的に年をとった方が病気になりやすく、お金がかかります。すると、国民健康保険に加入している人の方が条件が不利になってしまう、というロジックのようです。

老人保健制度などがあったようですが、それでも限界を超えてしまうようなので、後期高齢者医療制度が出来上がったようです。(詳しくは本書を) お詳しい方は「そんなもの知っている。何を今更」かもしれませんが、この観点が全く抜けていたので、素直に「ほぉ」と感じました。



生活保護については私も思っていましたが、やはり軸となるのは「生存権」が根底にありますよね。これがある限り、生活保護や国民年金は破綻しないと考えています。(国が存続する限りは) ただ、モラルハザードが起きているのも現状と思いますので、しっかりと対策して欲しい所です。



全体的に、「xxの社会保障について、誰がどのような形でどう負担すべきか?」という切り口で述べられているので、今の制度がダメだとしても「どうやって解決すべきか」を考えるきっかけになると思います。

「国はダメ」と言うのは簡単ですが、民主主義である以上は、個人個人の投票によって結果は変えられると思います。個人が社会保障などのあり方を考える事で、投票にも意義が出てきますし、政治無関心も無くなるのでは無いでしょうか。
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