2012-01-21(21:50)
詐欺対策のゲームをやってみる

勉強会を開催していました。

今日は「詐欺/悪質商法」の対策が分かると言うゲームを実施してみました。(消費者教育支援センターの制作したゲームのようです)

IMAG0337.jpg

akusitu.jpg

基本的にはスゴロク形式で、途中で成人したり退職したり人生の流れに沿ったマスを進み、止まったマスに応じて詐欺や悪質商法にあったり、良いことが起こったりしてポイントが増減、最後にゴールした(ゴール=死亡ということか!?)時点でのポイントが一番高かった人が勝ち、と言うゲームです。

途中で、悪質商法カードを引いたりすると、様々な悪質商法にひっかかり、クーリングオフや消費生活センターに相談するカードを持っていたりすると、マイナスポイントが相殺出来る、というものです。(クーリングオフ等が出来ない場合は、カードが使えないなど)

対象が中学生以上(10歳以上)、とあるため、実際にやってみると、何というか学校教育っぽさがにじみ出ていました(別に何も悪いことではありませんが)



このゲームで主に学べるのは、基本的に詐欺/悪質商法の手口とクーリングオフ、消費者契約法になります。

クーリングオフは基本的に契約書面を渡された日から8日間であること、「必ず儲かる」とか「確実に値上がりする」など、虚偽説明による契約はクーリングオフにかかわらず取り消せる旨、クーリングオフをする場合は「書面」で行うこと、等を勉強しました。(基本ですね)

ただ、以下の点は参加者の方も「意外」と思われていたようです(私もそこまで詳しくないですが...)

・「NB(ネットワークビジネス・マルチ商法)」や「内職・モニター商法」におけるクーリングオフの期間は8日間ではなく20日間であること。(他にも、14日間までのものもあります)
・「自動販売機でジュースを買う行為」は契約に該当すること(売買契約)
・代金の総額が3,000円未満の商品はクーリングオフが出来ないこと
・契約の取消と無効の違い。無効は、法的な拘束力を全く認めないものであるが、取消については、取消権を行使するまでは契約の効力はあるということ。つまり、取消しなければ、契約自体は続いているということ。

基本的には皆さん社会人なので、知っている事ばかりでしたが、復習の意味も込めて遊びながら勉強してもらいました。ゲーム後の交流では、やはり「ホームパーティー商法」や「NB(マルチ商法)」に話題が飛びました。

ホームパーティー等で高額な鍋等を売られたり、NBで副収入を歌われて在庫を囲んでしまったりとか...(NB自体は、特定商取引法で言うところの連鎖販売取引に該当するため、一応合法ではあるのですが)

参加者の方から「NBの話。周りの付き合い等を壊したくないがために商品を買うケースもある。普通の商品であれば販売員と距離がしっかりあるから、Noとはっきり言えるが、NBの場合は言えないケースがある」と言う意見が出ました。これは完全に同意ですね。それを狙って断りづらいことにつけこんで売るのであれば、卑怯と思います。

NBは結局、商品販売の営業(歩合給&部下を動かすか否か)と思っているので、他の人がやる分には「いいんじゃない? 俺は買わないけど」なのですが、基本は否定派です。書くと長いのでまた今度。

また、「どこまでが悪質なのか?」と言う意見も出ました。商品をどんどん進めて次から次へとものを売る「次々商法」なども紹介されていましたが、本人が良いと思っていれば何も悪いことは無いわけで... 「価値感」ってやつは難しいですね。



契約等の勉強にはなったのですが、ゲーム面などでは色々と不満も多かったです(笑)

「出会い系で出会って貢いで逃げられる」というカードはあるのですが、「出会い系で出会って、1ヶ月で交際して、クイズ番組に出て賞金が当たる」と言うカードなんか、そんなんあるかー! って感じです(俺がそうなりたいわ!)

他にも、「アイドルの画像を無料でゲット出来た!」とか行ってプラスのポイントになるケースがあったり(クリック詐欺にあう対比用のカードもあるのですが) 学生にこれ引かせると、変に誤解しないか? と思う所も多々。

※先に上がった人が有利でも何でも無いゲームに「1回休み」のマスを用意するとか、「ゲームのテンポ悪くなるだけだろ」というゲームとしてどうか? というツッコミもありました。ただ作ればいいと思ってねぇか? と偉そうに言ってみたり (^^;)

参加者の方も数名、そう思った方がいるようで、「この商品自体をクーリングオフじゃね?」とかの笑いも(いえ、冗談ですよ。ちゃんと勉強出来ています (^^;))



最後にこういった「詐欺/悪質商法を無くせるか?」についての話題も出たのですが、参加者の中から「消費者もよく考えないで契約するなど、悪い面もありますよね」と言う意見が出たのは嬉しかったです。そう、悪い人もいますが、大抵は甘い言葉について考えずに契約する当事者意識の問題でもあると思います。

「基本的に詐欺等の対策を法律や規制で強制することはできるが、人間は欲があるので規制だけではイタチごっこ。消費者が賢くなり、詐欺/悪徳商法をすること自体が利益にならない形になれば、勝手に淘汰されるでしょう」という、僕のポリシーをお話しました(まぁ、これは現実的には無理があるとも思っていますが...原則はコレです)



同じ人に二回は出来ないゲームかな、と思うのですが、契約や消費者契約法については(主に、老人や学生さんには)伝えておいて良いのかな、と思いました。
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