2012-02-27(20:22)
株式にどこまで求めますか?

「株はダメ、儲からない」などよく聞きます。ただ、株式投資と言っても色々な方法がありますし、求めるものによって、良くも悪くもなるでしょ? と思う今日この頃です。



個々人に得手不得手があるのは当然だし、合う合わないがあるでしょうから、株式投資が合わないのはそれで良いと思います。無理して株式投資をしなくても良いと思っています(投資活動は株式投資だけじゃありませんし)

特ににビジネス/不動産/投資をしたことが無いサラリーマン...(あれ、ほとんどか 笑) 色々な理由から聞きますが、別に合う/合わないという程度で、決定的とも思えないんですよね。

・不動産の方が増えるでしょ
年利10~20%は固く、確実/堅実と良く聞きますが、抱えているリスクの量が違います。資金額の大きさもありますが、特に不動産を相手にする場合は、流動性でしょうか。すぐに換金出来るかできないかのリスクが異なります。株式は流動性が高い分、リターンが低いと考えれば、一般的にはその通りです。(逆に不動産投資は、流動性が低い分、期待リターンも高くなる傾向になるのかと思います) また、確実/堅実に増えると言うのは、ひとえにノウハウだと思います。「立地さえよければ成功出来る」とか言いますが、その立地をどうやって? という所が一番大事なわけで。それを言っちゃったら「当たる番号の宝くじを買えば3億当たる」「株は安く買って高く売れば儲かる」と言えます。

・ビジネスの方が元手がかからないし、10倍に増える
元手は必要なものも、必要でないものもあります。増えるかどうかはそのビジネスモデルと本人の能力次第です。(初期費用が低いだけで、毎月の固定費がかかるビジネスは多々あります。というかその固定費によって、貴方"から"儲けるビジネスの方が圧倒的に多い気がします) 何よりも株式との違いは「時間を使うか使わないのか?」だと思います。

元手がかからないビジネスであるのなら、金融資本はそのままあるわけだから、別に株式投資と同時進行でも別に問題ないんじゃないの? とは思います(これは、株式投資はパソコンの前にいなければ出来ないもの=トレードするもの、という考えが根底にあるからでしょうか。それでは増えないのでしょうかね)

・株なんて損をするからやめれ
当然、損をする可能性はあるので、無理して株式投資をする必要は無いと思います。ただ、インフレによる実質資産価値の減少や、住宅/車/保険等の投資(?)効果(誰も金額に換算しませんが、満足度を金額に換算して比較するなど、やらないですからね...) などとも比較した方が良いと思います。目に見えない損失は多々あります。株式投資は(ノウハウや人脈を得られる等の副次的要素は置いといて)良くも悪くも数字でしか成果が表示されませんので、損の事実を見たくない人にとっては辛いと思います。

年収を上げたり、消費活動をしたり、人脈を作ったり、趣味/家庭に時間を費やすなり。投資=株式投資ではないので、色々と投資すれば良いと思います(浪費はオススメできませんが)



というか、なぜベスト(と思っている投資先)の1つだけに、と考えるのかがわからんです。複数やってもいいじゃないと。



で、株式投資ですが、そもそも「株式投資にどのくらいの利回りを求めているのか?」と言う観点でも、意見が分かれると思います。日本株式をホールドしていた場合の期待リターンは税引き前で4~6%程度のようです(インデックスですが) 昨今の日本株式のリターンは低いので、当てはまらないかもしれません。また、過去のリターンが将来のリターンを示すわけではありません。が、ここから「株式は年20%も増えないからダメ」と言うのはお門違いと思います。現在の株式における期待リターンはその程度のものです。

株式が他と比べて良いところは流動性と、ホールドしたままなら時間がかからないこと、だと思います。(私個人の考えですが「時間を使って利益を稼ぐのは、投資先の会社とその社員。自分が長時間働く必要はないっしょ」と言う考えが根底にあります)

確かに株式はコントロールが効かない点があります、株価の動きは基本的に自分でコントロールできません(実際には「売る」と言う行為で損失のコントロールは出来るのですけどね) また、元本も割れる可能性があります。(一括投資の手法しか知らない方は)大量の資金が無いと出来ない、という意見も聞きます。投信はリスクを取らない運用会社が儲けてるだけだからダメとも聞きます。(これは、まぁそういうファンドも多々ありますが、ハッキリ言っておかしいです。ビジネスや不動産の仲介の奴らはどう説明すんだよ、と)

また、本人のリスク拒否度によって、どのように投資するのかは全く変わります。私の実行している長期投資(長期保有+国内外+分散+積立投資)は一つの投資の形であって、全てではありません。デイトレードなり、テクニカルなり、IPOなり、銘柄分析するなり、色々とあります。



株式投資をダメと思うかどうかは、「自分が何を目指しているのか?」「どこまでのリスクは許容出来るのか?」をベースに考える必要があると思います。

目的に対する手段であるのかを考えて行けば良いのでは。例えば、年収300万円世帯の人が、私の実行している長期積立投資だけを行なって億の資産を作るのはほぼ無理です。仮に億の資産を作りたいのなら、それなりのリスクを追う必要があります。逆に、絶対に路頭に迷いたくないという人は、借金して投資なんて考えられないでしょう。

ですから、100億以上の大金持ちを目指す人に取っては「株式(長期投資)はダメ」だし、借金苦には絶対に陥りたくない人に、借金をして不動産投資や元手のかかるビジネス・FXでレバレッジ一杯のデイトレなんてしちゃダメなわけです。そういう方にとっては「不動産/借金はダメ」なわけです。



どのような投資でも、リターンを底上げする/リスクを低くする源泉は「ノウハウ/能力」だと思います(これは、株式は特に難しいと思っていますが) これが無いまま、夢だけ見ている人が多すぎると思います。(そして、そういう儲け心をくすぐるのが上手い人が多いこと多いこと...)

不動産投資においては立地・物件を見る力だったり、入居者の管理だったり。不動産業者に勤めていた人は強い。ビジネスも営業をされていた方の方が強い。株式だって、その業界にいるか否かで、入ってくる情報やノウハウが異なります。これを抜きにして誰でも儲かる/これが一番、などを語るとおかしくなります。人の能力によるわけで。

私が長期投資をベースにしているのは、「時間がかからない」「自分にはさしたる能力がないと自覚している」「質素でも自由に暮らしたい」という観点からです。

株式だのビジネスだの不動産だの仕事だのとは別に、「明らかにこれは...あかんでしょ」というのが、どの投資にもあります。成功のスピードは遅くなるのかもしれませんが、それをふるいにかけて最低限排除することが、まず考えるべき事なのかな、と思う今日この頃です。
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