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長期投資において、リターンによる複利計算をそのまま信用して良いのか?2

2010/05/31
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前回の続きです

「リターンが同じ商品であってもリスクによって最終的な資産額は変わってくるんだなぁ」と言う結論としていました。

グラフ再掲
株式のリスク・リターンによる元本変動


よくよく考えると、リターンを求めるのにAVERAGEを使っているのは間違いではないか? と思いました。年数で割ってしまうと、単利の利回りが出てしまうのでは無いでしょうか。

単利を複利に直すのは簡単で、合計リターンのn条根を求めれば良いだけ(だと思います)。パターンBでは10年の合計で48%、単利で4.8%と計算しているので、48%(すなわち1.48)の10条根を求めれば複利利回りが出せるはずです。

10√1.48=1.03998...≒1.040

約4.0%の利回りになりました。

結論として、複利で4.8%と思っていたものが、リスク22.74%を取る事によって、複利で4.0%の利回りに落ちたと言う事になります。でも、これはリスクなし資産の場合の利回りなので実態と異なっています。

さらには、実際の値は1,275,266円なので、10年で1.275266倍。10条根をとって複利利回りを出せば1.0246...≒複利で2.46%となります。うーん、低すぎる。当初想定していた利回り4.8%からみて半分程度になりました。

株式運用シミュレーション等で複利効果を実感するためのグラフがありますが、あれはどのように計算されているのか疑問に感じてきました。パッと見る限りは年金現価係数で計算しているだけだと思うのですが...

株式において年金現価係数を使うのは違うと感じた今日この頃です。リスクがあれば有るほど実際の運用結果は押し下げられるはずです。




ただ、正直なところ、絶対どこかに穴があると思っています。「どこかで単利と複利がごっちゃになっている」「年金資産はリスクの値も加味して計算されている」など...

多分、こういった計算の手法によって値が変化するのであれば、あら探しをする人たちがとっくに研究して本のネタにしていると思うからです。

もう少し突き詰めてまとめたいと思います。

↓次へ続く
http://amayaho.blog66.fc2.com/blog-entry-58.html
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PET
Admin: PET
個別株式、及びインデックス投信を積立&長期投資によって資産形成を目指すいちサラリーマン。詐欺/嘘/騙し商品の撲滅を目指す。うまい儲け話の利益は貴方の財布から。
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