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2012-05-10(23:28)
実は...私、FXトレードで79%の利益が出ています。

さて、タイトルで釣りましたが、言葉の粉飾のお話です。タイトルの通り、私はFXトレードで79%の利益が出ています。

昔にちょっとだけやって偶然利益が出た事実を「どれだけ粉飾出来るだろうか?」と思ったらタイトルのようになりました。

ひとつひとつ種明かしをしながら、昨今の「この投資、こんなに利益が出ているんだから素晴らしい。やらないとかありえないよね」とか言う人について、こういう裏はないのか? という疑問を提示しようかと思います。



■少額の範囲の話
私の投資元本(最低証拠金に当たる額)は4.5万円程度でした。そして利益が3.5万円程でました。少額ですので、無くなってもさして痛くないのです。これをゼロを3つ増やして同じことがやれたかどうか...無理です。

特に、長期的な資産形成を考えた場合は額も大きくなってきます。その時に同じことが出来るでしょうか?(損は率ではなく額で見るべき、という議論ですね)

「FXで利益を出せるのに」という人に「額を増やせばいいのでは?」と提案しても「いやぁ、リスクが~」とか言われます。額に限度があるのなら、それはあくまでもお小遣い稼ぎの範疇。資産形成に向く手法なのかは疑問で、同列に考えると話がおかしくなります。

毎月の飲み代等を稼ぐためのお小遣いが欲しい人と、将来の資産形成を考えている人、はたまた人生転落の可能性があろうとも大成功して大金持ちになりたい人。目的が違うので手法も、取りうるリスクも、投資限度額も異なります。後ろ髪を引かれて、自分の投資手法に不安を抱く...なんてことにならないように。


■私のFXトレード方法は適当
たまたま偶然利益が出ただけです。お試しでやっていただけですので、なんとなく下がったら買って、なんとなく上がったら売る。更に下がったら放置して円安になるまで待っていた...(そして、偶然円安に触れた)というだけの事です。テクニカルのテの字も知りません。

これを「円高になった時にかって、円安になった時に売るだけで良いのだ」「必ず相場が反転するときは来る。日本情勢が、財政が赤字でハイパーインフレが来ると思ったからだ、ほら日本はガタガタじゃないか」「極秘のxx分析を用いて、買いに走った」とか言っておけば、後付けですが、信用に足る(と考える人間)は出てくるのではないでしょうか。

プラスに転じる事が無かったら、何も情報を発信しなければいいので、不都合はありません。統計上で、負けに分類されて消える人間は山のようにいます。


■都合の良いアセット・対象だけ
この時はリーマンショックもあり、株安に触れていたりもしました。国内外のアセットクラスはガタガタです。その中で、都合よく利益が出ていたFXだけをピックアップして「利益が出た」として謳いました。株式の方が投資額が大きいため損失もでかく、トータルではマイナスです。(安く仕込めると思って、まったりと投資していました)

複数のアセットを持っている場合、たまたまプラスになったものだけを都合よく伝えれば、(リテラシーの低い)相手から信頼・尊敬を得ることは簡単にできるようです。同時に、同じアセットでも期間を区切って抽出すれば良く見えます。

実際にですね、「ちょっとお小遣いがほしいな思って株を買ってx万儲けてテレビ買ったよ」と言い「きゃーすごーい」って流れを見るのですが、よくよく突っ込んで聞いてみると、「いやぁ、x年前はxx万やられちゃってたけどね」とか聞いて、がくっとするわけです。


■経費・時間をかけている
大抵の人は、その利益を得るために使った時間や、必要となった経費(セミナー費用など) を一切考慮していません。朝から晩までPCの前にいて利益を出す専業トレーダー、サーバーを用意してシステムトレード、長期ホールド戦略... 使っている経費も時間も違います。

今回の私の場合、費用は電気代くらいですが、時間は結構かけていました。真剣にやっていた、というよりもぼけっとチャートの画面を見ていた日が多かったような。「あ、少し上がった」とか思いながら。

経費は当然引いて考えなくてはなりません。時間をかけているのなら、利益が出たかどうかのベンチマークは時給や自分が他の場所で働いていた時の給料などで見たほうがよいのかな、とも感じています。(趣味でやっているのなら、この限りではありませんが)

月5万の儲けがあろうと、毎日5時間もPCの前にへばりつく必要があるのなら、アルバイトをしていたほうが(単純に直近のし金を得るという意味だけでは)稼ぐ効率は高いです。(5時間×750円×20日=75,000円。税は除く)


■数字を出す根拠に騙しあり
これはかなりグレーかもしれませんが、「利益÷必要であった証拠金」で利回りを出しました。数字を水増しするのに一役買ってくれます。FXの場合などは、ギリギリの証拠金でやっているとロスカットの恐れがあるため、もっと余裕を持って資金を入れておく必要があります。少なくとも最低証拠金5万だから口座には5万だけでいいよね、とはならないですね。

ある数値が出たときは、どういう数字で算出したのかが大事だと思います。


■売上と利益
課税なども考慮していません。その後20%の税金をしっかりと取られています。純利益なのかどうか、というのもポイントですね。

また、これは直接関係ないですが...過去に、売上と利益を(知ってか知らずか)混同して話す人もいます。「月に2万円のキャッシュフローがあります!」と勧誘していた人がいましたが、それと同じ事です。(利益が2万ではなく、売上が2万で、トータルではマイナスだったというオチ付きです)


■期間は?
1年かけてx%なのか、10年かけてx%なのか。今回の話は、私が3年くらいかけてお遊びでやっていたもののトータル合計です。3年なんだから、単純に3で割ると26.3%程度でしょうか。

いくら50%の利益が出たと言っても、10年かけて50%だったら、年5%程度です。その他投資手法で「xxの時まで待って投資すればx%は出る!」とか言いますが、待つのならその年数で割るなどしないと、見る数字が異なると思うわけです。

※逆に、期限を縮めて計算し、年利率に直して大きな数字を見せる手法もあります(3ヵ月もの定期預金などが良い例ですね)




以上、適当な投資手法・偶然の利益であっても、嘘をつかずに「79%の利益!」と謳えてしまいますよ、というお話でした。

世の中、「見栄を張りたい」「商品を売りたい」「信用を得たい」... これらのために、都合のいい事を抜粋して話すケースが個人・業者含めて多そうね、という話。(実際こう言うと売上も信用も得られるようです、残念な事に)

逆に、こういう可能性があることを含めて判断、人の「利益が出た」という話は割り引いて聞いたほうが良いのかと思う今日この頃です。



※こちらもあわせてどうぞ
投資についての「上がる・下がる」的なアドバイスは慎重に聞け、てか聞くな
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