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地道にポートフォリオ4

2010/06/13
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リスクとリターンを決める前に、この単語の意味をおさらいしておきましょう。「リスク20%、リターン5%」という仮の金融商品を例に取って説明しておきます。

この金融商品は「1年間で66.7%(3分の2)の確率で、5%±20%に収まる」と言えます。

リターンはその金融商品が持つ期待値(あらゆるケースを想定した場合の平均値)となり、リスクはその金融商品のリターンからの標準偏差(ブレ具合)を表します。

見るとわかりますが、リターンがプラスだと言っても、マイナスになってしまう確率は十二分にあります。では、どのくらいの確率で元本割れするのか? 金融商品が元本割れする確率を求めてみましょう。これを調べるにはExcelのNORMDISTと言う関数を用います。

NORMDIST(x,平均,標準偏差,関数形式)だそうです。要は正規分布しているグラフに対して、あるxの点より左側に収まる確率が出てきます(関数形式がTrue=累積分布関数) 細かい話は以下を参照してください。

http://www.ipc.shimane-u.ac.jp/food/kobayasi/normdist%20by%20excel.htm

せっかくなのでExcelで計算した結果を貼り付けます。

NORMDIST関数例

平均5、標準偏差20において、5の地点(中心ですね)より左にある確率がNORMDIST関数で算出されます。当然0.5ですね。5%より低い利回りになる確率が50%と言うことです。

では、次。0より低くなる(要は1年でマイナスになる)確率はどのくらいでしょうか。

NORMDIST関数2

0.4012...と出ました。約0.4ですね。ということは、「リターンが5%であっても、40%の確率でマイナスになる」と言えます。10年中4年はマイナスになるんですね。ちなみにこのリスク20%、リターン5%は日本株式と同じくらいです(端数ははしょってます)

リターンがプラスだと言っても、ほぼ毎年プラスになるという印象は持たない方が良いでしょう。


そして、当然このリスクとリターン値が正しいのか? というのは誰にもわかりません。前回、運用期間や専門家によって違う数値が出ると書きましたが、未来のことはわからないわけで、想像するしかありません。過去20年のリターンを見ると、日本株式は20年で-2.9%マイナスになっています(2010/04時点)

http://myindex.jp/assets_i.php

未来が読めない以上はそれなりの想定で進めて行く必要があります。次回はそのリスクとリターンを求める値を探していきます。
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PET
Admin: PET
個別株式、及びインデックス投信を積立&長期投資によって資産形成を目指すいちサラリーマン。詐欺/嘘/騙し商品の撲滅を目指す。うまい儲け話の利益は貴方の財布から。
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