相場が読める!
仮に、相場が読める人間がいたとします。その割合は投資家の中でも0.01%程度の一握りの人材とします。
さて、ここで10回連続で相場を当てることを考えます(上がるか? 下がるか? を当てられるのか) 相場の読める投資家は100%で相場の上げ下げがわかります。相場の読めない人でも、10回連続で相場を当てる(偶然当たる)人間がおり、その0.1%しか偶然にあてられません。
さて、ここであなたの前に10回連続で相場を当てたというカリスマ投資家が現れ、ファンド購入の話を持ちかけられました。この投資家が本当に相場を読める人間である確率は何%でしょうか?
【解答?】
仮に1000万人の投資家がいたとします。その内訳は以下のようになります。(相場が読める:1000人、読めない:999万9000人)
相場の読める人は100%相場を当てるので1000人が当てられます。相場の読めない人は0.1%の確率で相場が当たってしまうので999万9000人×0.1%=9999人が偶然当たってしまいます。
10回連続相場を当てた人は合計で10999人。そのうち、本当に相場が当てられるのは1000人。
すなわち、あなたの前に10回連続で相場を当てたという投資家が、本当に相場が読める人間である確率は1000÷10999=9.09%となります。
ベイズ推定の典型的例題を投資家に置き換えてみました。ベイズ推定は、薬の検査が例題に出されることが多いのですが、なんだか実際に使えるような例題ではないなぁ?と思ったので、投資家に置き換えて考えてみました。
実際には相場を当てる数が10回限定というのは違いますし、相場が読める人間が0.01%もいるのかはわかりません。相場は上がる・下がるだけでなくもみ合いもあるし、増減率も関係してきます。世の中に出ている投資で成功した人たちは実力でそうなったのか、偶然でそうなっているのか? それが特にわかりづらいのが株式の世界なのかな、というお話。
ただ、、、例題ですと、ファンド購入をするか? という点にポイントを置いてます。当たったら100%、はずれても50%のくじを引くようなものなので、確率論的にはファンド購入がアリなのかもしれませんね。ただ、現実ですと、相場の当たり外れより詐欺にあう確率が非常に高そうな感じがします (ーー;)
なんにしろ、自分はインデックス連動でちまちまやることにします。
さて、ここで10回連続で相場を当てることを考えます(上がるか? 下がるか? を当てられるのか) 相場の読める投資家は100%で相場の上げ下げがわかります。相場の読めない人でも、10回連続で相場を当てる(偶然当たる)人間がおり、その0.1%しか偶然にあてられません。
さて、ここであなたの前に10回連続で相場を当てたというカリスマ投資家が現れ、ファンド購入の話を持ちかけられました。この投資家が本当に相場を読める人間である確率は何%でしょうか?
【解答?】
仮に1000万人の投資家がいたとします。その内訳は以下のようになります。(相場が読める:1000人、読めない:999万9000人)
相場の読める人は100%相場を当てるので1000人が当てられます。相場の読めない人は0.1%の確率で相場が当たってしまうので999万9000人×0.1%=9999人が偶然当たってしまいます。
10回連続相場を当てた人は合計で10999人。そのうち、本当に相場が当てられるのは1000人。
すなわち、あなたの前に10回連続で相場を当てたという投資家が、本当に相場が読める人間である確率は1000÷10999=9.09%となります。
ベイズ推定の典型的例題を投資家に置き換えてみました。ベイズ推定は、薬の検査が例題に出されることが多いのですが、なんだか実際に使えるような例題ではないなぁ?と思ったので、投資家に置き換えて考えてみました。
実際には相場を当てる数が10回限定というのは違いますし、相場が読める人間が0.01%もいるのかはわかりません。相場は上がる・下がるだけでなくもみ合いもあるし、増減率も関係してきます。世の中に出ている投資で成功した人たちは実力でそうなったのか、偶然でそうなっているのか? それが特にわかりづらいのが株式の世界なのかな、というお話。
ただ、、、例題ですと、ファンド購入をするか? という点にポイントを置いてます。当たったら100%、はずれても50%のくじを引くようなものなので、確率論的にはファンド購入がアリなのかもしれませんね。ただ、現実ですと、相場の当たり外れより詐欺にあう確率が非常に高そうな感じがします (ーー;)
なんにしろ、自分はインデックス連動でちまちまやることにします。
- 関連記事