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2015-06-24(12:10)
詐欺師のすべて ‐ 所感その4

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続き。
詐欺師のすべて ‐ 所感その1
詐欺師のすべて ‐ 所感その2
詐欺師のすべて ‐ 所感その3

詐欺師のすべて あなたの財産、狙われてます (文春文庫)
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詐欺の鉄則十五箇条が怖い


また、「詐欺の鉄則十五箇条」なるものに衝撃を受けたので一個一個コメント入れてみました。

眺めてみて「これはひどい」と言うようなものばかりですが、「詐欺師サイドにたてば、そう動くのが最良策なのだろう」と思います。これを逆手に取って我々の財産を騙し取ろうとする詐欺師のターゲットから逃れることが出来るだろうか。

■第一条 自分は詐欺師ではないとの信念を抱け


→「相手をだます前に自分を騙す」のですね、わかります。言い続けていれば本当にそう思えてくるようです。自分を洗脳しているということなんですかね...

嘘を見破るのがうまい人でも、嘘を付いている自覚が無い人の嘘を見破るのは難しいでしょう。

■第二条 演技力を磨け


→これは普通の事かと。なりきらない事には相手を騙せません。

「こんなに良い人なのに」「こんな良い人が詐欺を働くなんて」はあなたがその道のプロ出ない限り、通用しないかもしれません。人柄以外にも、実際の取引内容や冷静な判断も合わせることを忘れずに。

■第三条 権威を利用せよ


→行動経済学の分野において「権威への服従」というものがあります。権威・専門家の言動には従ってしまうという心理が人間にはあり、信じたり従ってしまうのだそうです。

文章に重みをだす心理学「権威への服従」とは?【コピーライティング×心理学】

詐欺師はあらゆる手段で権威を利用しています。私が今まで聞いたことがあるのは「東大の学会で発表された」「この地域で最も稼いでいる金持ち」「xx業界では最も影響力のある」「x万円を稼いだ」...など多数。大抵がマルチ商法や情報商材の販売業者が多用していました。

こういう権威を表現する枕詞が多い人の発言には要注意。かなり盛っているか、どこかに嘘があるか、ちょっとお金払えば買える程度の権威だったりします。

■第四条 人の弱みをにぎって活用せよ


→酷い話ですが、実際こういう考えが多いように見受けられます。お金がない人に金儲けの話、彼女が出来ない人に出会い系、頭髪を気にする人に育毛剤...そういうことだと解釈しています。どうしても弱い所、困った所においては都合よく考えてしまいがちですね。

友人など、周りに相談してオープンにしていけば良いのですが、弱みはあまり人に見せられないことを逆手に取った酷いやり口だと思います。

人間悩みは何かしらあるでしょうから、弱みを完全に消すのは難しい。「うまい話は都合よく降ってこない」これを念頭に、ラッキーと思った時こそ、単純に舞い上がらずふと止まって考えてみることも必要だと思います。

■第五条 無価値のものを価値あるように見せかけよ


→「家が建てられるように見えて実は建てられない土地を売る」だとか、今は価値があるが、数年後には無価値となるもの、価格は付いているが実は人に売れないもの...などなど、色々ありそうです。

あらゆる方法でその商品を「価値がある」ように見せるのは詐欺師の腕の見せ所。専門分野までは消費者はわからない所が多いので、うまく騙しやすいのだと思います。

これは情報量・知識によってカバー出来る部分だと思います。投資をするなら投資の知識を得て、「分からないものに手を出さない」を守っていれば、防げると思います。謙虚に、知ったかぶりしないことが大事。

■第六条 真実を核にして嘘を構築せよ


→重要なところだけ嘘を付くのが一番バレにくいということだと思います。

検証し易い所は真実を話し、検証しづらい所は嘘を付く。恐らくこれが詐欺師の手段だと思います。幾つか検証させて真実と思ってくれれば、他の部分も概ねあっていると勘違いする人もいそうです。(いや、実際いた)

検証するなら全て通して検証することが必要だと思います。99%正解でも、1%が嘘なら全て崩壊する契約が世の中には多いです。(というよりそのように詐欺師はプランを練ってきます)

■第七条 最初はまともな話で相手を安心させよ


→ギャンブルなどでも最初は勝たせてレートを上げて一気に回収するという話が多数あります。詐欺師は信用を積み上げて換金するのがお仕事。いきなり嘘は付きません、良い人そうだろうがなんだろうが、即信用は危険です。

私の肌感覚ですが、大抵2~3年程度で、怪しい業者や変な商品は表沙汰になったりして消えていっている印象です。(あくまでも印象)

■第八条 騙すなら徹底して騙せ


→ビジネスも何でも、中途半端にやっちゃダメってことですね、詐欺も然り。疑いを晴らすために全力で騙す、演じる。相手の警戒心が解けた時に、やっと奪える、と感じるのでしょうかね。

奪われるものが大きいほど、徹底して手の込んだ手段で大掛かりに演じてくると思います。

「ダマされないぞ!」と思っている人ほど、警戒を解いた時に、コロっと引っかかるのかもしれませんね。油断禁物。

■第九条 前科のないものを表に立てよ


→詐欺師に限らず、初犯は捕まりづらいのだそうです。「犯罪を犯したものは繰り返す」ということから来ているんですかね。

表に出ている人が黒幕では無いケースは現実社会で多々あるので、表面をさらっただけでの判断は危険かもしれませんね。

■第十条 必要なら契約書をつくって安心させよ


→守る気の無い契約書、書面が出てくると相応に信用するのだそうです。また、後述の引き伸ばしについても書類があるとやりやすいのだとか。

「契約書には違約金を払うって書いてあるから大丈夫よね」と安心するからでしょうかね。契約書があるから絶対安心、というのは甘いかもしれません。その有効性、解釈、後ろ盾なども考える必要はあると思います。

■第十一条 相手をあわてさせ、冷静さを失わせよ


→振り込め詐欺などの劇場型詐欺はまんまこれですね。パニック状態にさせて冷静な判断を下せないようにして誘導するやり口です。

万が一発生するケースの重大さを認識させて、今すぐに動かなければあなたは後悔する...という状況に陥れるわけですね。

これとセットで、「検証させない」という方向に詐欺師は誘導します。詐欺師は基本的に関係者を広めたがらない(検証されたくない)のですよね。

誰かに聞く、情報共有するようにすれば、ストップをかけてくれる人がいるため、防げると思います。(が、そうさせないように冷静さを失わせるわけで、難しい所です)

■第十二条 あらゆる手段を使って時間を稼げ


→言い訳してでも念書を書いてでも、時間を引き伸ばして逃げる準備を作れってことでした。

「相手に諦めてもらう」というのも詐欺の考え方なのだそうで、裁判沙汰で数年かける...と疲弊させるのも詐欺師のやり口のようです。

「詐欺師とは、まともに相手をしない」に尽きると思います。

■第十三条 引き際を心得よ


→詐欺師側のリスク管理でしょうか。不利になりそうになったらすぐ逃げる。被害者がこちらを追求出来ない理由があるうちは続けるが、そうでもなくなったら逃げる、ということのようです。

■第十四条 強い返済要求には応じよ


→告発される前に相手を黙らせろ、ってことだそうです。変な噂が立ちそうならさっさと返済して他への波及を防ぐのだそうです。

実際に返済をすればその実績を盾に他へ言って信用させることに使ったりも出来そうですからね...

■第十五条 騙し取った金は隠しとおすか使いきれ


→無いものからは取れない、を悪用しているケース。これはホント腹立たしいです。

「5年服役しても5000万隠し通せば年収1000万」みたいな話も他で読んだりしましたが、そういう考え方なんでしょうね...



いずれも酷いものが多く、詐欺に合わないことが人生の目的ではない一般人にとって、全てに万全の対策を打つことは出来そうにもありません。どうやったらこういった詐欺師から逃れることが出来るのでしょうかね...

(つづく)
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